2025年12月9日火曜日

人脈を生かした学校づくり  横山英明 委員

    私は、令和4年2月から琴浦町教育委員会から聖郷小学校の学校運営協議会委員に任命されました。任期は2年間ですが、現在2期目をむかえています。
 学校運営協議会では、校長先生が掲げられた「地域住民に対して敷居の低い学校づくり」を中心テーマにして学校や子ども達のために何ができるかを話し合い、その中で「聖郷カフェ」が誕生し、児童の祖父母や地域サークル、各種団体などの地域住民と児童・教職員との交流が始まりました。
 聖郷小学校は、中部地区で児童数が最も少ない学校になっています。地域住民の減少もあり、学校ではPTAの奉仕作業や学校行事などに支障をきたしていると思います、
 私は旧東伯小学校の第1期の入学生で、当時は1クラス32〜33人程度で2クラスありました。中学校では6クラスあり、学校は多くの保護者や地域住民に支えられていました。
 大人になってからは、スポーツ少年団の少年野球で17年間お世話をさせていただきましたが、所属する子どもも40人以上いました。多人数でしたが、保護者の協力があったからこそ活動ができたと思います。この17年間の関わりで最後に残ったのは人脈でした。その時に関わった子どもは、現在40代になりますが、今でも声を掛け合っています。
 「地域と共にある学校づくり」は大変素晴らしことです。今年度行った水鉄砲づくりの際には、たくさんの協力がありました。参加された祖父母の方達は懐かしいと言っておられました。繋がり合う良い場面となりました。
 聖郷小学校区の地域住民は協力的です。これからも皆さんの力を借りながら、学校を支えていきたいと思います。