私は公民館長という立場で学校運営協議会に参加させていただいていますが、コミュニティ・スクール(以下CSと記載)の活動に関わる機会が少ないため、今回は聖郷小学校設立当時の様子と、学校教育の変遷を話題にしたいと思います。
平成26年4月、旧古布庄小学校と旧東伯小学校が統合し、新生聖郷小学校が誕生して12年目を迎えました。
開校の前年には統合準備委員会が設立され、総務・安全指導・学校教育・PTA組織の4つの作業部会が設けられ、各部会ではそれぞれ担当するテーマについて話し合いを行いました。
私は、総務部会に所属し、校名は何にするか、校歌の作詞・作曲は誰にお願いしようか、また閉校式・開校式の内容をどうするかなど、盛りだくさんの課題を目の前にして熱い議論を交わしたことを思い出します。特に校名についてはそれぞれの地域感情に配慮し、既存の校名を継承すること無く、どちらの地域からも納得が得られるよう慎重に検討した経緯があります。
ところで、今から30年ほど前、私がPTA活動にかかわっていた頃の話になりますが、日本の学校教育は学習指導に加え、本来家庭で行うべきはずの生活指導の役割も担っていました。
一方、アメリカでは学校は「学問」を教えるところ、躾は家庭でするものと明確に区別されていて、現在でもその状況はあまり変わっていません。
日本とアメリカの小学校とでは、国の文化や社会背景が異なるため、一概に比較し論ずることはできませんが、それぞれの事情に合わせた教育が行われています。
その後、日本では時代の経過とともに学校教育と運営の在り方も変わり、現在では学校と地域住民等が参画し、連携・協働して学校運営に関わるCSの取組みが始まりました。
教育は、先生が担う学校教育だけではなく、地域が担う社会教育と保護者が担う家庭教育の3つが合わさって社会全体で行うことが重要となります。聖郷小学校でのCSの取組みにより、学校ではカバーしきれないところを補充・改善し、長所を伸ばし、創造力を身に付け、故郷とこれからの時代を担うことができる聖郷の子ども達の育成に向けて可能な限り活動に関わっていきたいと思います。
平成26年4月、旧古布庄小学校と旧東伯小学校が統合し、新生聖郷小学校が誕生して12年目を迎えました。
開校の前年には統合準備委員会が設立され、総務・安全指導・学校教育・PTA組織の4つの作業部会が設けられ、各部会ではそれぞれ担当するテーマについて話し合いを行いました。
私は、総務部会に所属し、校名は何にするか、校歌の作詞・作曲は誰にお願いしようか、また閉校式・開校式の内容をどうするかなど、盛りだくさんの課題を目の前にして熱い議論を交わしたことを思い出します。特に校名についてはそれぞれの地域感情に配慮し、既存の校名を継承すること無く、どちらの地域からも納得が得られるよう慎重に検討した経緯があります。
ところで、今から30年ほど前、私がPTA活動にかかわっていた頃の話になりますが、日本の学校教育は学習指導に加え、本来家庭で行うべきはずの生活指導の役割も担っていました。
一方、アメリカでは学校は「学問」を教えるところ、躾は家庭でするものと明確に区別されていて、現在でもその状況はあまり変わっていません。
日本とアメリカの小学校とでは、国の文化や社会背景が異なるため、一概に比較し論ずることはできませんが、それぞれの事情に合わせた教育が行われています。
その後、日本では時代の経過とともに学校教育と運営の在り方も変わり、現在では学校と地域住民等が参画し、連携・協働して学校運営に関わるCSの取組みが始まりました。
教育は、先生が担う学校教育だけではなく、地域が担う社会教育と保護者が担う家庭教育の3つが合わさって社会全体で行うことが重要となります。聖郷小学校でのCSの取組みにより、学校ではカバーしきれないところを補充・改善し、長所を伸ばし、創造力を身に付け、故郷とこれからの時代を担うことができる聖郷の子ども達の育成に向けて可能な限り活動に関わっていきたいと思います。